廃車の無料引き取りや買取した後は輸出して儲けている

ネットの広告を見ていると、「どんな車でも買取いたします」という文字をよく見かけます。

 

正確にいうと可動車を求めている広告なのですが、もちろんスクラップにしかできないような車や修復不可能な事故車なども買取をしてくれるようです。

 

それでもディーラー下取りに持っていけば査定ゼロになるような車であっても買取専門店にかかれば査定ゼロになるようなことはありません。

 

そうなると下取りではなくて買取にしてもらったほうがお金になることは間違いないのです。

 

もちろん下取りなどはディーラーとの長いつきあいがありますし、新車の面倒もずっと見てくれるので後々のメンテナンスを考えたらディーラー下取りのほうが安心かもしれません。

 

さて、本題に戻りますが、中古車の買取専門店はディーラーと違って多彩な販売網を持っています。

 

ですからどんな状態の車でも、たとえそれが事故車であっても処理をすることが可能なのです。

 

ディーラーでしたら、販売網といっても中古車市場で販売するといったまさに王道のものです。

 

一方の中古車買取専門店になると中古車市場だけではなくてさらに多彩な販売網を持っているのです。

 

 

多くはカーオークションですが、ここでは特定の車に人気が集中してしまうことが多く不人気車にはなかなか日の目があたらないということがよくあるのです。

 

可動車の場合でしたら、まずは中古車販売市場で売れるかを見極めてそれがだめならオークションという流れでしょうか。もっとも狙いが定まっていたらオークションサイトのほうが高く売れることも最近では珍しくありません。

 

 

中古車市場やオークションサイトで売れない場合は、そこで海外輸出ということになるのです。

 

国内ではともかく海外では日本車の人気はものすごく、もはや安心のブランドとして定着しているのです。

 

ですので20年落ちの車でも平気で走っていますので、国内の動く車であればどのような車でも海外では売れてしまうということになります。

 

そのためネットなどでも、「どんな車でも買取ります」という広告が打てるというわけですね。

 

事故車などになると部品取りという手段で買取をしてくれるので、まさに無駄なものは何一つないという状況になっているのです。

 

廃車手続きをしてしまったら国内では乗ることができませんからそこから海外輸出という方法が使えるわけなのです。

 

廃車にするにはスクラップにしなければ・・という懸念もありますが、プレートだけをはがせばいいだけなのでそれも問題にはなりません。