下取り査定額が0円でした・・こんな廃車同然の車を買取するところはあるのか?
ディーラー下取りの場合は年式が7年落ちで査定額はゼロになります。
これは下取り査定表に則って査定額をはじきだしているのですが、一番大きいのが年式なのです。
程度が良くても年式が7年落ちということになるとその時点で査定額はゼロです。このように下取り査定はかなりシビアです。
このことから年式が7年以上になる中古車は下取り査定には出さずに中古車専門の買取業者に買取査定をしてもらうほうが得策です。
これは買取業者がどのような車でも買取しますという言葉からもはっきりわかることです。
それではなぜ買取業者は低年式の中古車も買取をしてくれるのでしょうか。
それは買取業者が多彩な販売ルートを持っているからにほかなりません。
どのような車でも売り切ってしまって利益になることがわかっているので買取査定で金額を出すことができるのです。
買取業者も利益を追求する企業ですから損になる商いは決してしません。
ですから買取査定で金額を出して買取をしてくれるのですからそれ以上の利益が出ると踏んでいるからなのです。
それでは買取業者はどのような販売ルートを持っているのでしょうか。
一つはディーラーと同じように中古車販売市場です。
ここではディーラーが下取り査定でゼロとした車も販売されています。
さすがに安い値段になっているのですが人気車であればそれでも購入する人が多数存在しているのです。
ここで売れない場合あるいは買取がしっかりしている場合ではカーオークションに出品されます。
ここでは日本全国のバイヤーが目を光らせていますから需要のある車であったらすぐに落札されて売られていくのです。
さらにここで売れ残ってしまっても最後は海外輸出という道が残っています。
日本の車の人気は高いですから動く車であればどのような車でも海外輸出で売られていくのです。
このように年式が古くても売られていくのが中古車業界のおもしろいところでもあります。
さらに事故車などで不動になっている車も部品取りなどで売られていきます。ここまでくると無駄になるような中古車は一台も存在しないということになりますね。