ディーラーのカーフィルムの金額やメリットとデメリット

 

カーフィルムというと車内のプライバシーを守ったり、後部からのライト照射による眩しさを押さえてくれる『スモークタイプカーフィルム』をイメージしがちです。

 

その他にも『断熱』『飛散防止』などの目的でフィルムを貼る人もいるでしょう。

 

最近は搭乗者の日焼けなどの原因となる紫外線をカットする目的の『UVカットフィルム』そして直射日光による赤外線から車内温度の上昇を抑えてくれる『IRカットフィルム』なども人気が出てきました。

 

そういったカーフィルムを貼る場合、ディーラーやカーフィルム専門店のどちらで施工してもらった方が良いのでしょうか?

 


ディーラーのカーフィルム

 

ディーラーのカーフィルム施工の料金の相場は?

 

ディーラーでカーフィルムを貼る場合、ほとんどは車の購入時にあるいは後日オプションとして付ける場合が多いでしょう。

 

その車の窓のサイズやカーフィルムの種類によっても値段は異なりますがフィルム代と工賃を入れて軽自動車で2万円〜セダン、ワゴンで3万円〜輸入車だともっと高い位の相場です。

 

ただのスモークフィルムならもっと安いものもあるでしょうが、ディーラーが扱っているのはIRカットも兼用しているものが多いので、これ以上の金額の所もあります。

 


カーフィルムは専門店とディーラーどちらで貼るのがおすすめ?

 

フロントガラス、運転席、助手席のガラスは、『可視光線の透過率が70パーセント以上』という規定が定められているため、ほとんどのディーラーでカーフィルムを貼る場合『リア側面(後部座席)』『バックガラス』のみ対応していると考えた方が良いでしょう。

 

万が一にでもこれを下回ると車検に通らなくなってしまうため、『ディーラーでは安全を最優先する』のでこれは仕方が無いと割り切るべきです。

 

ちなみに透過率70%以上あれば、運転席や助手席などにもフィルムを貼っても問題はありません。

 

カーフィルム専門店ではそういった面である程度の融通を利かせてくれるので、上記の条件をクリアし充分な視界が確保される場合であれば、運転席や助手席にもカーフィルムを貼ってもらえるのがカーディーラーとの大きな違いでしょう。

 

ディーラーの場合はフィルムの種類や濃さが細かく選べなかったり、外注のカーフィルム業者に仕事を出しているので、自分の好みの濃さ等伝達がうまくいかなかったり、外注に出してる分、金額が高くなったりします。

 

貼るカーフィルムの質、自分の好みの濃さ、金額の安さ、カーフィルムの種類、フロント前面やフロント側面への施工などを考えると、やはり直接カーフィルム専門店の方がおすすめです。

 

色の濃さや種類、厚さ対策等等あまり気にしない方はディーラーの担当に全てお任せした方が面倒がないです。

 

オートバックスやプロの専門店のカーフィルムについては下記でご紹介しています。

 

⇒オートバックスや専門店のカーフィルムについて

 


 

ディーラーでカーフィルムを貼るメリットは?

 

貼るフィルムの品質が一定以上保証されていること、万が一外れるような場合でもディーラーが責任を持って保証してくれることでしょう。

 

スモークフィルムで視線を遮ったりUVカットの場合、よほどの粗悪品でもない限り十分な効果(UVカットなら90%以上カット)などを得られますが、IRカットフィルムはスモークタイプよりもクリアタイプの方がIRカット効果が1.5倍近く高かったり(例:50%カット>75%カットなど)性能に差があります。

 

それらに関する説明もしっかり受けられるので、複数の選択肢がある場合どういった違いがあるのかしっかり把握してからフィルムを選んで貼りたいというのであれば、ディーラーでカーフィルムを貼ってもらった方が良いでしょう。

 

ちなみにスモークタイプよりクリアタイプの方が赤外線(IR)カット効果が高いのは、黒い(濃い)色の方が赤外線を吸収しやすいからです。

 

小学生時代に実験で『虫眼鏡』と『色つきの折り紙』を使って、太陽光で火を付けるのを試みた人は多いでしょう。

 

その際より黒に近い色の紙の方が火が付くのが早かったのと同様に黒い色つきのスモークガラスは赤外線を吸収しやすく、透明なフィルムは目に見えないレベルで赤外線を反射しているので影響を受けにくく、同じ赤外線をカットする素材を使ってもスモークガラスの方はどうしても熱を持ってしまいがちなため、断熱効果はクリアのものに比べて下がってしまうものも少なくありません。

 

 

ディーラーであればそういったフィルムごとの細かで丁寧な説明を得られ適切な選択肢を提案してくれること、安価ではあるけれど効果の薄いカーフィルムを使用されることはまずないのでフィルムの質が一定以上約束されるのが大きなメリットでしょう。


 

ディーラーでカーフィルムを貼るデメリットは?

 

まず一つはディーラーオプションなどで付けられるカーフィルムの選択肢が少ないことです。

 

ディーラーで販売されているフィルムの種類は限られており、『スモーク(兼UVカット)フィルム』『IRカットフィルム』『非スモーク型のUVカットフィルム』『IR&UVカットクリアフィルム』ぐらいです。

 

スモークの濃さを選べるディーラーはほとんど無く「デザイン性で好みのスモーク(あるいはカラー)フィルムを貼りたい」という場合には向いていません。

 

もちろん正規価格が基本となっているので、カー用品店や専門店に比べると値段が高めというデメリットもあります。

 

あと基本的にはディーラーによるメーカーオプションでカーフィルムを貼る場合『リア側面(後部座席)』『バックガラス』のみしか貼ってくれない場合も多いです。

 

これはフロントガラスや、フロント部ドアのガラスには運転時の安全確保のために『可視光線の透過率が70パーセント以上』の透明度が義務づけられており、ディーラーなどは安全性を優先して後部座席側のみフィルムを貼るようにしているところが多いからです。

 

ですが最近の車はフィルムではなく最初からフロントとフロント部のドアガラスにはUV・IRあるいはその両方の機能を持ったガラスを採用している車種もあるので、実用面で紫外線や赤外線を防ぎたいだけであるなら後からフィルムを貼るよりもそういった車を選ぶことをおすすめします。

 

普通車ではなく売れ筋の軽自動車など比較的安価な車でも、女性やファミリー層をターゲットとした車種には最初から日焼け防止や・断熱(クーラーを動かしたときの燃費低減)目的でUVやIRカット加工が全面のガラスに施工されているものも多数あります。

 


 

ディーラーでカーフィルムを利用した口コミ

金額は高いですが面倒な方にはおすすめ

 

私は34歳、病院で医療従事者として働いています。

 

昨年購入した2017年式BMW320i(セダン)のカーフィルムをリア3面ディーラーで施工してもらいました。

 

貼ってもらったフィルムは「スーパースモーク」という一番暗い色あいのフィルムです。

 

さらにUVカットもしてくれて真夏にも室内の温度の上昇を抑えてくれるという断熱材入りのフィルムをお願いしました。

 

ディーラーでの施工料金は思ってたより高く、4万5000円でした。

 

さすがディーラーが頼んでいるフィルム施工業者ということもあり、フィルムの中に空気が入っていることもなくきれいな仕上がりでした。

 

カーフィルムを貼るとなるとディーラーで頼む以外に、自分で貼る、納車後カーフィルム専門業者に頼むという方法があります。

 

一度お金の節約のために自分でフィルムを貼ったことがありますが、非常に難しく時間をたっぷりかけたにもかかわらずきれいな仕上がりにはなりませんでした。

 

特にセダンタイプの車のリアガラスにフィルムをきれいに貼るのは至難の業です。

 

また市販されているフィルムはカーフィルム専門業者のフィルムとは全く別物らしく、簡単に言ってしまえば「ペラペラの安物」だということです。

 

市販されているフィルムではプロでもきれいに貼るのは難しい、と教えてもらいました。

 

仕上がりにこだわるのであれば自分で貼るという選択肢はなしです。

 

納車後にカーフィルム専門業者に頼むというやり方をすればディーラーでお願いするより費用は1万円〜1万円5千円くらいは安くなります。

 

今回はディーラーにお願いしましたが、次からは専門店に出そうと思います。

 

ディーラーでお願いすれば納車までの手続きの間に施工しておいてくれるので、面倒な方はおすすめです。

 

ただ、色の濃さがそんなに選べないのと、やはり専門店のスタッフの方と直接話して色の濃さ等を決めた方がばっちり車もかっこよくなると思います。